【勉強は意味ない!?】FXは勉強すればするほど負ける!

  1. 勉強は意味ないのか!?
  2. 勉強すればするほど負けると言われる理由
    1. 勉強だけをしてトレードしていないから
    2. トレードに使えない知識を勉強しているから
    3. 様々な手法を知ることでトレードが複雑になっているから
    4. 損切りをするようになるため
  3. 長期的に勝ち続けるための勉強法
    1. 初心者向けの本を1冊読む
    2. デモトレードを始める
    3. 取引ツールの使い方をマスターする
      1. チャートの見方を理解する
      2. インジケーターを覚える
          1. トレンド系分析
          2. オシレーター系分析
      3. インジケーターを使ってみる
      4. 自分に合う手法を見つける
    4. 資金を投入して実際にトレード開始する
    5. YouTubeで稼いでいるトレーダーを見る
      1. チャート画面も載せている動画
      2. 実際の取引を見せてくれている動画
      3. 負けトレードを載せてくれている動画
    6. 値動きを観察する時間を作る
    7. 改めて手法を決めて検証をひたすら繰り返す
      1. 環境認識
      2. どの時間足でトレードするか決める
      3. エントリーポイントを決める
      4. リスクリワードを計算する
      5. 指値&逆指値注文を入れてトレードする
      6. トレードの振り返りをする
    8. マインドの勉強をする
    9. 再現性のあるトレードを実践する
  4. やってはいけない勉強法
    1. リアルトレードをせずデモトレードを続けている
    2. 勝っているトレーダーの手法を真似する
    3. 色々な手法を駆使しようとする
    4. 情報商材を買って勉強する(またはFX塾に入る)
    5. あれもこれも知ろうとする
  5. DMM FXの「取引通信簿」を活用して勉強する

勉強は意味ないのか!?

結論、勉強は意味あります!逆に、勉強せず勝てている人はいないのでは?と思うほど、勉強してなんぼです。

実際に億トレーダーと言われる人たちは勉強を重ね、安定して勝てるようになっています。

ただ、巷では「FXは勉強すればするほど負ける」なんて言われています。

勉強すればするほど負けると言われる理由

勉強だけをしてトレードしていないから

まず、そもそもトレードしていないケースです。「勉強すればするほど負ける」というテーマとは逸れますが、意外と多いため挙げさせていただきました。ここで言っている勉強は、本やYouTubeを見るだけの勉強、すなわちインプットしているだけということです。

勉強しないよりは確かに知識は身につくかも知れませんが、トレードで勝つための勉強は、トレードをしないと付きません。初めはデモトレードでも良いので、トレードする経験を積んでいきましょう。まずは何事もやってみないと分かりません。

やってみたらとてもセンスがあって、勉強などしなくても案外上手くいくこともあります。ただ、最初からどうせ無理と諦めていると、無駄な勉強時間が嵩むだけです。
大事な考え方は、「必要になったら勉強する」です。最初から完璧に知識を身につけて準備万端で本番に挑みたい気持ちは分かりますが、実はこのやり方はかなり遠回りなのです。なぜかと言うと、必要ではない知識まで付けてしまうからです。

まずやってみてもないうちから準備しようとすると、かならず無駄が生まれます。スポーツを例にすると分かりやすいです。
サッカーをやったことないAさんがいたとします。Aさんはクラブチームに入らず、自分一人で練習を始めました。何から始めれば良いか分からないAさんは、サッカーゲームで覚えていた「ヒールリフト」の練習から始めました。毎日ひたすらヒールリフトの練習をしました。その生活を5年続けた後、準備万端だと思ってクラブチームに入りました。しかし、実際の試合でヒールリフトをどのように使うかわからず準備が水の泡となってしまいました。

サッカー経験者の方はわかると思いますが、試合でヒールリフトを使うことはほぼないです。ましてやガチガチの初心者がヒールリフトを練習するなんてありえないのです。まずは、サッカーのルールを覚え、各ポジションの役割を把握します。
各ポジションがどのようなスキルが必要か理解した上で、リフティングやパス練習をしていくのが普通の流れだと思います。

そんなバカな練習のやり方をするわけないだろと思われるかもしれません。しかし、投資やビジネスの世界では平気で皆んなやってしまっているのです。だからこそ、自分のやり方に疑問を持ってほしいのです。

少し話が逸れましたが、「まずはトレードしてみる」ということです。そうすると、色々な発見や疑問が浮きあかんで来ます。例えば、「正しいチャート分析方法が分かっていないと勝てなさそうだな」「ローソク足で表示させると見やすいな!」「思ったよりレートが動くスピードは速いな」「なんで予想と逆に動くんだろう?分析がよくないのかな?」などです。これらの発見や疑問は、トレードしてみないと絶対にできません。

トレードし、発見や疑問が出たら初めて勉強をすれば良いのです。効率よく勉強していきましょう。

トレードに使えない知識を勉強しているから

先ほどのテーマとやや被るか内容とはなりますが、勉強するとしても「トレードに使えるか」を意識して勉強しないと、無駄な知識を入れてしまいかなり遠回りする可能性があります。

例えば、経済指標の種類と内容を完璧に覚えたとします。ただ、経済指標発表時は相場が荒れやすく、上級者でもトレード自体控えることも少なくありません。そういったことを知らずに経済指標をマスターしても、トレードで使えない可能性があるのです。

テクニカル分析の場面で例を挙げると、インジケーターなどもあります。インジケーターを全種類完璧に覚えて使い方を暗記したとしても、実際に使うのは数種類で良かったりします。

今挙げたように、必要な知識を知らない状態でやみくもに勉強してもトレードに使えない可能性があるのです。

「それであれば最初から水平線だけを極める検証を続けていれば良かった…」なんてこともあり得るのです。しかしそのときにはもう遅いのです。時間は戻ってきません。

がむしゃらに勉強するのではなく、リテラシーを持って、必要な知識のみを付けていく意識で勉強していきましょう。

様々な手法を知ることでトレードが複雑になっているから

トレードを始めたころは、手法もあまり知らないため、移動平均線やMACDだけを使用してトレードすることが多いです。FXでは、手法がシンプルであればあるほど利益を上げやすいため、それなりに稼げたりします。
ただ、FXに慣れてきてだんだん色々な手法を勉強していくと、「あのインジケーターも表示させないと!」や「あれも意識しないと!」と手法が複雑になりがちです。そうすると、初心者のころよりも負けが多い時期が来ます。

そこで意識していただきたいのは、「手法はシンプルにする」ということです。なぜシンプルにする必要があるかと言うと、判断軸をぶらさないためです。手法が複雑だと、根拠が散らばってしまい、何をトリガーにしてトレードしたら良いのか分からなくなってしまいます。
すると、根拠としてはかなり薄い場面でもエントリーしてしまい、結果、レートが予想と逆行するということになりかねません。

勉強して手法をたくさん知るのは良いことですが、使う際は絞りましょう。絞ってシンプルな状態にしてトレードしていきましょう。

損切りをするようになるため

勉強していくと、「損小利大」という言葉に出会うと思います。損失をなるべく小さくして利益を大きくするという考え方です。損失を小さくするためには「損切り」が必要になります。そして損切りをするようになるため、今まで損切りせずに持ちこたえることはなくなり、マイナスが積み重なっていくため、余計に負けるようになったと感じやすいのです。

しかし、心配しないでください。これは、損小利大の「損小」だけを実践しているからです。あとは、「利大」を実践できるようになると勝てるようになっていきます。

損小をできるようになった段階では、「負けている」と錯覚しやすいですが違います。成長している証拠なのです。一時的に負けが続くと思いますが、勝てるようになるまで続けることが重要です。

ただ、勘違いをしてほしくないのは、「正しい損切り」をできているときにこの話は成り立ちます。損切りも根拠を持って実践できているかということです。自己資金や相場状況を総合的に踏まえて、どのラインで損切りするのが適切であるかを常に考え、損切りの精度を上げるように努力は忘れないでくださいね。

長期的に勝ち続けるための勉強法

初心者向けの本を1冊読む

まずは、本で勉強を始めましょう。初心者向けの本は多く出版されています。おすすめは大手出版会社の本ですが、特にこだわり過ぎなくて大丈夫です。初心者の向けに書かれている本は基本的に同じような内容が書かれているからです。

「本なんて意味あるの?」と疑心暗鬼な方もいらっしゃると思いますが、今勝ち続けているトレーダーのほとんどが、最初は本で勉強しています。

「なぜ本が良いか」ですが、それは、「体系的に学べる」からです。サイトの情報やYouTubeでも勉強できますが、初心者のうちは、基本的な知識を体系的に学べる「本」がオススメです。いきなりYouTube等で勉強すると、本当に基本的なことが分からないが故についていけないことが多いです。
そうならないためにも、まずは本で基本的な知識を身につけましょう。

本で学んでいただきたいことは、「そもそもFXとは何なのか」「基本用語」「トレードのやり方」「注文方法」「経済指標の種類」「ファンダメンタル分析」「テクニカル分析」などです。
この辺りを一通り学んでいれば、その後の段階でスムーズにトレードが上達しやすいです。

本で勉強する際ですが、完璧にする必要はありません。全て覚えていなくても良いので、とりあえず1冊読破してみてください。このスピード感が大事です。完璧に進めようとするといつまでたっても前に進めない可能性が高いからです。

まずは、FX初心者向けの本を1冊買って読んでみてください。

デモトレードを始める

本で一通り基本事項を学んだら、デモトレードを始めましょう。いきなりお金をかけてトレードするとリスクがあります。デモトレードであれば、お金をかけずに実際に相場でトレードができます。

取引ツールの使い方をマスターする

いきなりデモトレードをやれと言われていも、そもそも取引ツールの使い方すらわからないと思いますので、以下の順番で実践していきましょう。

チャートの見方を理解する

まずはチャートの見方を理解しましょう。横軸が時間、縦軸が為替レートになっていて、日足や4時間足、5分足など色々なタイムフレームがあり、チャート上ではローソク足の陽線と陰線が動いています。この画面にまずは慣れてください。

インジケーターを覚える

チャート画面に目が慣れてきたら、インジケーターを覚えていきましょう。
インジケーターは大きく2つに分けることができます。「トレンド系分析」と「オシレーター系分析」です。

トレンド系分析

トレンド系分析は、相場全体の方向性(トレンド)を予想することを目的としています。簡単に言うと「上がるか下がるか」を予想するということです。

実際に分析するときは、チャート上にインジケーターと呼ばれるテクニカル指標を表示させます。
主なインジケーターを以下にまとめておきますね。

ローソク足
移動平均線
MACD
ボリンジャーバンド
フィボナッチ・リトレースメント
パラボリック
一目均衡表
DMI
エンベロープ

オシレーター系分析

オシレーター系分析は、現状のトレンドの強さを予想することを目的としています。簡単に言うと、「今のトレンドがどこまで続くか」を予想するということです。

主なインジケーターを以下にまとめておきます。

RSI
RCI
移動平均線乖離率
ストキャスティクス
サイコロジカルライン
モメンタム
強弱レシオ
ボラリティ
★初心者におすすめのインジケーター★
・ローソク足
・移動平均線
・MACD

インジケーターを使ってみる

では、実際にインジケーターをチャート画面に表示させて、デモトレードを実践してみましょう。
まずは色々なインジケーターを手あたり次第使ってみましょう。
使ってみると、「このインジケーター良いな!」や「これは使いづらいな」など色々思うところがあると思います。その感覚を大事にしてください。

自分に合う手法を見つける

色々インジケーターを使った上で、自分に合った手法を見つけましょう。テクニカル分析を使う多くのトレーダーがインジケーターを活用しますが、「インジケーターはどれも自分に合わない」という方は無理に使う必要はありません。

FXの分析はテクニカル分析が全てではないです。ファンダメンタル分析が自分に向いていると思ったら、向いている手法を伸ばすのもありです。

とにかく大事な考え方は「自分に合う」ということです。他の人が良いと言っている手法が自分に合うかどうかは別の話です。

自分に合わない手法を無理して続けても、長期的に勝ち続けることは難しいです。オリジナリティを持って常にFXと向き合っていきましょう。

資金を投入して実際にトレード開始する

しばらくデモトレードをして慣れた後は、自分のお金を入れて実際にトレードしてみましょう。この段階で、やっとスタート地点にたったという状態です。今までは基礎知識を身につけるために最低限必要なインプット&アウトプットをしてきました。
ここからは、身に付けた知識をもとにトレーダーとしてデビューする段階です。

デモトレードはあくまでFXに慣れることが目的です。自分のお金を入金してトレードする経験をしなければ、いつまで経っても稼げるようにはなりません。例え、デモトレードで勝てていたとしても、リアルトレードで勝てるかどうかは全く別の話なのです。

自分のお金が増えたり減ったりすると少なからず感情が動くため、デモトレードの通りにはいきません。感情が動く中で、どのように自分のマインドをコントロールしながら冷静な判断するかどうか勉強しないと勝ち続けることは不可能に近いです。しかし、この勉強はリアルトレード(実際のお金を入れた状態でのトレード)でしか実践することができません。

FX口座への入金額ですが、初心者の目安は50万円~100万円です(私は50万円から始めました)。

「そんなお金ない!」という方は10万円でも良いです。もっと言うと最低6万円程度あれば一応始めることはできます(150円/ドルの場合)。

レバレッジを低めにしてでも良いので、自分のお金が変動する感覚に慣れる練習をまずはしましょう。わざと5万円くらい負ける経験をするのも良いと思います。そのときはめちゃくちゃ悔しいですが、自分がどのような感情になるかを知ることで、のちに冷静にトレードできるようになりやすいです。

「とりあえず一番おすすめのFX会社で始めたい」という方は以下にDMM FXの始め方をスマホ画面付きで詳しく解説しています。

YouTubeで稼いでいるトレーダーを見る

実際のお金でリアルトレードをしていくと、負けが増えていくと思います。ただ、不安にならないでください。それが普通です。ちなみに、この段階で勝ち続けている人は天才なので、これ以降の文章は見なくても大丈夫です。

リアルトレードをしていく中で、「どうやって勝っていけば良いの?」と行き詰まるタイミングがあると思います。そこで、YouTubeの出番です。既に勝っているトレーダーの手法や考え方は非常に勉強になります。現在YouTubeでは多くの勝っているトレーダーが動画を投稿してくれています。本当にありがたいです。

YouTubeアプリを開いて、「FX」と検索すると、FXに関連する大量の動画が出てくるため、どれを見れば良いのか分からないと思います。そこで、どんな動画がおすすめかを解説したいと思います。

チャート画面も載せている動画

ただトレーダーが口で解説しているだけの動画よりは、チャート画面を見せながら解説している動画の方がより勉強になります。

チャート画面があると、自分の思い込みで理解することはなく、正しく理解しやすいです。例えば、チャートパターンやエントリーポイントについて解説している動画あったとします。何も図がなければ、頭では自分なりに理解できるかもしれませんが、実際にトレードの際に「チャート上のどこでエントリーしたら良いの?」となり、学んだことが消化不良になりやすいです。
チャート画面付きの動画であれば、視覚的に、「チャートがこんな形になっていたらエントリーね!」と理解の手助けとなります。

実際の取引を見せてくれている動画

過去のトレード結果紹介動画などよりは、実際のトレードを見せてくれている動画がオススメです。勝ちトレーダーの取引のイメージができるというのはもちろんですが、「信頼できる」というのも大きいです。
仮に、YouTuberが「過去トレードで勝ちました!」と言っていても、「その結果本物なの?」と疑いたくなります。本当に利益を上げていたかどうかは、実際のトレードを見てみないと分からないのです。その点、実際の取引を投稿してくれているYouTuberは、本当にユーザーのためになるコンテンツを提供しようという思いが強い方が多いです。

YouTubeで「FX リアルトレード」と検索すると、実際の取引を見せてくれている動画が出てきますので、ぜひ見てみてください。

負けトレードを載せてくれている動画

意外と少ないのが、「負けトレードの紹介動画」です。やはり、勝ちトレードのように、上手くいっている部分だけを見せたくなるのが人間の心理だとは思います。ただ、そんな中で負けトレードを紹介してくれているYouTuberは信頼度が高いです。

YouTuberの信頼度もそうですが、動画自体ためになることが多いです。負けトレード紹介では、「なぜ負けたのか」という理由を一緒に解説してくれていることが多いです。動画など見ずに自分一人でリアルトレードをして振り返るのも良いですが、勝ちトレーダーの解説は本当に勉強になります。

値動きを観察する時間を作る

リアルトレードで中々思う結果が出ない場合、一度「値動きを観察する時間」を作ってみましょう。いつも5分足でトレードしている場合は15分足や1時間足、4時間足など様々な時間足を観察してみましょう。
トレードを実際にすると感情が乗ってしまいますが、観察するだけなら感情は動かないはずです。そのため、冷静に値動きを見れるのです。トレード中には気がつかなかった発見があると思います。例えば、「このラインで反発しやすいな」「この時間帯は相場が荒れるな~」など、そのときの発見を大事にしてください。

改めて手法を決めて検証をひたすら繰り返す

冷静に相場を見る力を養った上で、今度は検証に入りましょう。おすすめは、MT4やFT5などの検証ツール(有料)です。どうしても有料が嫌という方はデモトレードか低レバレッジでのリアルトレードでも良いです。ただ、検証ツールを使うと、相場の動きを早送りすることができるため、検証は圧倒的に早く進みます。
大体検証ツールで10年~20年分のトレードをすると勝てるようになる人が多いです。この検証をリアルトレードでやろうとするとすさまじい時間がかかります。ただ、検証ツールであれば、早ければ3か月程度は終わります。

検証の手順を以下で紹介します。

環境認識

まずは、相場の環境認識からです。今までなんとなくエントリーしてしまっていた人は、考え方を改めましょう。トレードする前に環境認識をしないと、どの方向にどのくらいの値幅を狙うか戦略を練ることができません。

環境認識は、まずは一番大きな時間足で始めていきましょう。月足や週足で大きな相場の流れをつかみましょう。上方向なのか下方向なのか程度で大丈夫です。
その後、日足→4時間足というように、見る時間足を下げていきます。

大事なのは、大きな流れと小さな流れをつかむことです。月足、週足、日足では上方向だが、4時間足より短い時間足では全て下方向の場合、大きな流れは上で、小さな流れは下であると言えます。

どの時間足でトレードするか決める

環境認識が終わったら、どの時間足を軸としてトレードするかを決めましょう。大きな流れに沿ってトレードする場合は、スイングトレード~中長期トレードとなります。この場合、1回のトレードに数日~数週間かけて大きな利益を取ります。小さな流れに沿ってトレードする場合は、デイトレードが基本になります。5分足~1時間足を軸にして、数分~数時間のトレードとなります。日をまたがないトレードで、就寝中の予期せぬ価格変動にさらされるリスクが排除できるなど、初心者にはおすすめのトレードとなります。

ただ、「どの時間足を選んだら良いの?」という疑問が出てくると思いますので、観点をお伝えします。
ズバリ、トレンドが分かりやすい時間足にしましょう。例えば、週足、日足で見ると横ばいだが、4時間足、1時間足では上昇トレンドが出ているとしましょう。その場合、4時間足または1時間足を軸にしたトレードが適切となります。

レートが横ばいなどトレンドが分かりにくい場合、エントリーポイントが見えづらいです。トレンドがはっきりしていれば、順張りでいくか逆張りで行くか戦略が立てやすいです。

エントリーポイントを決める

時間足を決めたら、次に、どこでエントリーするかを決めましょう。基本は、軸にしている時間足よりも短い時間足でエントリーのトリガーを決めます。

例えば、1時間でトレードする場合、5分足をトリガーにしてエントリーするということです。
仮に、1時間足で上昇トレンドの場合、その流れに乗る順張りの方が初心者は勝ちやすいです。では、どのようにエントリーポイントを決めるかを解説します。
1時間足で上昇トレンドだからといって、5分足でも上昇トレンドに乗っかるのが良いかというと、そうではありません。
おすすめなのは、5分足の下降トレンドが崩れ、上昇トレンドに切り替わる瞬間にエントリーするという方法です。こうすれば、最大限に利益がとれ、かつ損失を最小限にできます。

今お伝えしたのは、あくまで一例です。自分に合うエントリーポイントの決め方を実践してください。

リスクリワードを計算する

リスクリワードとは、損失と利益の比率です。例えば、損切りの場合1万円のマイナスで終わるが、利益確定できた場合は3万円のプラスで負わすトレードの場合、3万円(利益)÷1万円(損失)=3となるので、リスクリワードは「3」です。

基本的に、リスクリワードは2以上を心がけましょう。リスクリワードが1の場合、損失=利益となり、利益が残りません。そのため、最低でもリスクリワードが2より大きくなるように損切りラインと利益確定ラインを設定しましょう。

指値&逆指値注文を入れてトレードする

損切りと利益確定を成行で行うと、価格変動によって感情が入った場合、なかなか当初の予定通り決済できないものです。そのため、予め指値注文と逆指値注文を入れて、自動的に決済が行われるようにしておきましょう。

トレードの振り返りをする

トレードが終わったら勝ち負けに関わらず、必ず振り返りをしましょう。トレード前のシナリオ通りなのか、全く予想しない結果になったのか、チャート画面を見返して細かく分析していきます。
振り返り内容は記録していくのがオススメです。そうすることで、自分の癖が見えてくるため、対策が立てやすくなります。

マインドの勉強をする

トレードの分析だけでなく、マインドの勉強を必ずしましょう。本で学ぶ必要はありませんが、「自己分析」をしましょうという意味です。
どれくらいの価格変動で感情が動くかを把握しておくことで、次からレバレッジをどうするのか等の対策を立てられます。

再現性のあるトレードを実践する

「なぜ勝ったのか」「なぜ負けたのか」を説明できるようになりましょう。そうしないと、例え勝ったとしても、二度と同じようなトレードができません。根拠を常に持って、再現性のあるトレードをしましょう。

やってはいけない勉強法

リアルトレードをせずデモトレードを続けている

デモトレードでもFXの勉強にはなりますが、自分のお金をかけているからこそ、冷静な分析や判断が難しくなるものです。そういった経験をして対策を立てるには、リアルトレードをするしか方法はありません。

勝っているトレーダーの手法を真似する

勝っているトレーダーを参考にするのは良いと思いますが、そのまま真似してもなかなか勝ちづらいです。なぜなら、参考にしている人は、自分にその手法が合っているから勝てているだけです。「自分に合っている」ことを最重要視して手法を決めていきましょう。
おすすめなのは、ベースは人の真似をし、少し自分のオリジナリティを入れるという方法です。

色々な手法を駆使しようとする

色々な手法を駆使しようとすると、根拠が分散しがちです。シンプルな手法を極めていく方が圧倒的に勝ちやすいです。

情報商材を買って勉強する(またはFX塾に入る)

情報商材や高額な塾に入って勝てるケースはごくまれです。「実は勝つための裏技があるのではないか?」と情報商材を漁りたくなるのも分かりますが、裏技などありません。そんなものがあるならみんなお金持ちになっています。優良な情報を提供している人もいますが、詐欺まがいの情報を提供している人もいるため、判断が非常に難しいです。優良な情報だとしても、それで勝てるようになるか保証はありません。
であれば、自分で検証を続けて勉強していく方が良いでしょう。

あれもこれも知ろうとする

色々勉強して知識を増やすとパワーアップした気にはなりますが、勝てるようになっているかはわかりません。実践トレードで使える知識だけを選別して身につけていきましょう。

DMM FXの「取引通信簿」を活用して勉強する

DMM FX の取引通信簿を使えば、取引した履歴が細かくデータで残るため、分析が非常にしやすいです。サラリーマンで日中は家にいない方など、取引の時間が限られている方は、トレード→振り返り のサイクルが高速で回せるためおススメです。

FXの勉強についてご紹介しました。インプットして終わりにならないよう、ぜひ実践してみましょう。

「低スプレッド」「ツールが豊富」「安心の大手」など様々な点でおすすめなDMM FXの始め方を以下の記事で説明していますのでぜひご覧ください(公式ページよりも詳しく手順を説明しています)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました